【第十六回】アメリカとヨーロッパ~揺れる同盟の80年を読んで~
お疲れ様です!
最近さぼっていてすみません!久しぶりの更新です。
最初に、YKKの近況について簡単に紹介します。
先週は5daysのサマーインターンとトモノカイの業務、友人たちとの遊び、合間を縫っての自己研鑽と自己プロデュースで充実させることができました!
最近、『今の俺って人生で一番充実してるな~』と感じています。
YKKの充実は、
『時間意識をもって、全力で日々を過ごせている状態』
だととらえています。具体的には、だらだら過ごすことなく、目の前にあるやるべきことに対して本気で取り組めている状態です。
自分はまだまだ、未熟な人間です。世の中で大活躍している、
『すごい人』
に少しでも近づいていくためにも、これからも現状に慢心せず毎日を全力で生きてゆきます。
↑理想の髪型。これを目指しているけれど、なかなかうまくいかん↑
閑話休題、
はい!今日は自分が最近読んだ本のレビューを行います。
その本は、ずばり
『アメリカとヨーロッパ~揺れる同盟の80年~(渡邊啓貴)』
です。
西欧政治オタクなので、楽しく、すらすら読むことができました。この本を読めば、どうしてトランプ大統領が『NATOは軍事費をもっと負担しろ!』だとか『米欧間の貿易摩擦は今に始まったことではない』など、今日世界で起こっている事象に対いて、冷静にとらえることができるようになります。
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日米同盟と米欧同盟の大きな違いは、以下2点。
①米欧間には、『キリスト教』という共通の価値観認識がある。
②NATOという軍事同盟
戦後、冷戦の開始とともに米軍が西欧に展開。イギリスは、アメリカの実力を積極的に利用しようとする。
『共通の敵=ソ連』に対抗するために結成されたNATO、アメリカの影響力低下を背景に、アメリカ依存から脱却しようとするフランス。アメリカの経済的な影響力低下に伴い勃発する貿易摩擦。(これは日米間で起こった貿易摩擦と同様の経緯で発生)
旧植民地に対する米欧間の対立も経験している。
そして、ソ連という共通の敵がいなくなり、NATOの存在意義を改めて定義する必要に迫られている現代。
時には米欧間で対立が起こるが、決定的な対立は回避している。というのも、米欧間は経済的な結びつきに加えて、軍事的な結びつきも非常に強いから。
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ところで、日本と同じ敗戦国、ドイツ(西ドイツ)もはじめは再軍備も禁止されていたんです!しかし、日本に自衛隊ができたのと同じ理由で、西ドイツでも再軍備が行われました。あともう一つ、大きな理由があるのですが・・・
日米関係と、米欧関係。近い部分もあるけれど、異なる部分もある。本を読んだことで、ますます今日のニュースに対する理解も深まり、かつ専攻である、西欧政治をより極めたい!と思えるようになりました!!!
『協調』と『対立』を繰り返してきたヨーロッパとアメリカ。
歴史をした上でニュースを見ると、より深く、今起こっている現状の理解ができますよ!!!
おすすめです!!!
ではでは今日はこの辺で!
Auf wieder sehen!